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頑張ってます!新規就農者 [岩見沢市]手掛けた分が必ず返って来る

手掛けた分が必ず返って来る
野菜

『農業は、手掛けた分が必ず返って来る!』
~この景観にひとめぼれ! 将来は6次化にもチャレンジ~

Nさん(43歳)平成29年11月就農 岩見沢市栗沢町
岩見沢市 20.12.24
(取材:令和2年10月14日 M記 協力:岩見沢市地域担い手育成センター)

岩見沢市 Nさん

地域の概要

岩見沢市は広大な石狩平野の中央に位置し、農業はその恵まれた大地の恩恵を受けて、北海道有数の稲作地帯として発展してきました。近年では米の生産調整により、稲から玉ねぎなどへ徐々に転換が進み、現状では水稲、小麦、玉ねぎなどが基幹作物となっています。
地域的には、北部の幾春別川流域、北村地区及び南・西部の幌向川流域の平野部が稲作及び畑作となっており、西部の幌向地区周辺では、花きの生産も盛んになってきました。東部の丘陵地帯は稲作・畑作のほかりんご、ぶどう、さくらんぼなど果樹の生産地帯となっています。
栗沢地区についても稲作を中心として、畑作・園芸作物(野菜・花き)・果樹とバラエティに富み、特に近年は、施設園芸を組み入れた複合経営が展開されています。

農業を目指すきっかけ

「子供の頃、祖父の家庭菜園を手伝っており、その時の楽しい思い出がずっと残っていました。大人になってから自分の家庭菜園で野菜作りに取り組み、手を掛けた分『実』となり返してくれることがやりがいとなりました。本格的に生業にしたいと考え、新規就農を目指しました。」と語るNさん。
就農地は、当初より岩見沢市と決めていたそうです。将来的に6次化(カフェ・加工販売)も視野に入れており、現在地の景観に一目惚れしたとのこと。
就農後は、楽しいだけでは出来ないことも多いですが、『好きこそ物の上手なれ』という言葉通り、たいへんなことも糧として前向きに頑張っていると、ご夫妻で話してくれました。

研修

見極め体験研修

平成27年4月~9月 6カ月間
指導農業士・農業士のもとで数週間毎の体験研修

実践的農業研修

平成27年10月~平成29年9月 2年間
1年目/農家研修(指導農業士)
2年目/北村農業試験圃施設園芸ハウス

経営概要

  • 経営面積:0.76ha (借入地)
  • ミニトマト、にんにく、かぼちゃ、スイートコーン、バジル等を栽培。
  • ビニールハウス5棟
  • トラクター2台、耕運機、背負動力噴霧器、ミニトマト選別機、納屋等
  • 労働力:本人、パートナー(農繁期は親族:姉・妹夫婦が農作業を応援)

就農支援制度の活用

  • 農業次世代人材投資資金(準備型):経営主のみ
  • 岩見沢市就農サポート事業(就農技術習得支援、短期研修支援)
  • 農業次世代人材投資資金(経営開始型)
  • 岩見沢市新規参入支援事業(経営安定支援、農用地賃貸料支援、住宅取得等支援、ビニールハウス等導入支援)

経営の特徴とこだわり

  • 主力はミニトマト(ハウス4棟・個選共販)
  • にんにく増殖3年目→出荷開始、黒にんにく製造にチャレンジ
  • 自宅前に直売所開設
  • 市内のレストラン等と取引
    レストランでは、農園産ミニトマト・バジルを使用したピザが好評

苦労を感じたこと

  • 研修終了後2か月間、就農地・住宅・作業場が決まらなかったこと
  • 道具や資材の知識が無く、機械故障や施設の不具合の対処等は試行錯誤を重ねた。
    そのため、時間がかかり、予定していた作業が遅れること

後輩へのアドバイス

農業は作物生産だけではなく、経営や地域・関係機関との繋がり、家族のことを考え、取り組まねばなりません。苦労も多いが実り・収穫を迎えると楽しくなり、頑張れます。
『作物を作ることが好き! 作りたい!』という情熱があれば、挫けることなく頑張れると思います・・と、力強く語ってくれました。

今後の経営の方向性

将来的には、施設野菜の輪作のため、施設増棟と労働力確保を図りたいと考えており、規格外品の付加価値向上のため加工等、6次化にも取り組みたいとの思いがあります。

パートナーである妻とともに、将来の夢を語るキラキラとした眼差しが印象的なNさん。
子供の頃からの楽しい経験が現在に繋がっていることを感じました。
これから、ミニトマトのドライトマトへのチャレンジや黒にんにくの販売など、手掛けたいことがたくさんあるそうです。一歩一歩着実に、これからもチャレンジは続きます。
 
作業風景
作業風景
作業風景
作業風景